スティル|News & Blog

シャンプー剤のお話 

2008年 06月 20日 | お仕事

シャンプーのボトルの裏側などに様々な物質名が記載されているとおり、数多くの成分から作られています。
髪や頭皮に良い成分がたくさん使われています。
しかし本当は構成比のほとんどは水と洗浄成分(界面活性剤、乳化剤)からなりたっている商品がほとんどのようです。
いくら良い成分がふんだんに使われていたとしても、水の分子の大きさと界面活性剤の二種が品質を左右してしまうと
いっても過言ではないようです。
界面活性剤とは水と油のように普段混ざらない物質を混ぜ合わせる働きがあり医療、食品、化粧品など幅広く使われており
もともと自然界にある物と化学的に作られた二種があります。酢と油は混ざらず分離しますが、卵の黄身をいれると混ざり合い
マヨネーズができます。この時の卵の黄身が天然の界面活性剤となります。 化学系で代表的なものは石油などを原材料
にしています。 界面活性剤はとても便利な物質で私生活でとても役立っていますが、油を取り除く力が強いものは
人間の持っている防衛組織の有害な物質を体内に侵入させないよう皮膚表面付近に水と油で形成されているバリアゾーンを
破壊してしまう事もあります。バリアが弱くなると体内に様々な有害物質が侵入してアトピー、脱毛など様々なトラブルを引き起こします。なるべく天然で適度な洗浄力のものがよさそうですね。

 

 

 

 

 

 

過去の記事