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旧指定成分と全成分表示

2008年 07月 25日 | お仕事

過去にアトピー、アレルギーを引き起こした事がある物、引き起こす可能性がある物を旧指定成分と言い、着色料、香料、防腐剤等 102種類が定められています。2001年3月まで薬事法によって配合した場合は表示するように決められていた成分です。ごくまれにアレルギーなどの皮膚障害を起こすおそれのある成分と定義されていました。
敏感肌の方は反応がでたり、こだわったりと使用をさけますが、そうでない方はその時問題がなければ使い続ける方がほとんどだと思いますが、使い続けた結果成分が蓄積してトラブルが現れる危険性があります。
口から入った毒素は一週間で99パーセント体外にでていきますが、皮膚から入った物は10日で10パーセントしかでていかず
他は蓄積されていく場合があるそうです。
現在では法が改正され全成分表示が義務付けられ化粧品に含まれている全ての成分を表記しなければならなくなりました。
表記の順は配合量の多い順番と決められています。とはいえ、102種類も、そして難しい物質名をすべて判断することは非常に大変な事です。 その事からSTILLでは極力トラブルにつながるような商品をしようしないようにしていきたいと思います。
とはいっても流行を追ったスタイルをつくるさいにはどうしても化学の力が必要になるケースもありますのでその際は、十分に勉強した上で使用して、よりよいスタイル提案ができるようがんばっていきたいと思います。

 

 

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